TEASでは、環境宣言の中に「環境に関する法律やその他の規制を守ること」を盛り込むことや、環境改善目標を作成する上で、「組織の活動や製品、サービスが及ぼす環境影響項目を把握すること」を求めています。
このため、まず初期環境調査を行ってみましょう。

具体的には、(一例)

  • 自然環境保全地域や自然公園等、保全指定されている地域の有無
  • 海、川、湖沼等の公共用水域の有無
  • 病院、学校、養護施設等、特に配慮すべき施設の有無 等
  • 環境関連施設の有無、処理能力等
  • 配置状況、使用する業務の工程、排水系統
  • 排出する汚濁物質等の種類、量
  • 使用するエネルギー(電気、ガス、灯油、重油、軽油、ガソリン等)の種類、量
  • 使用する用水(上水、工業用水、地下水等)の種類、量
  • 主要な廃棄物の種類、発生量、処理・処分先 等

環境宣言は、組織の環境への取組みの考え方および方針を明確にし、環境活動に方向付けを与えるものです。
最高責任者(会頭)が、初期環境調査の結果や特定した著しい環境影響項目も踏まえて策定します。いわば、最高指針です。

当所では、事務所内で役職員の目につくところに掲示しています。

私たちは、普通に生活し、組織が活動しているだけで、環境に何らかの影響を及ぼしています。
環境への取り組みでは、それらを整理し、データを調べ何に取り組むべきか…を考えることから始まります。
環境への影響は、悪い影響ばかりではなく、良い影響もあります。

例えば、当所の場合、著しい環境影響要因登録簿を作成しています。

TEASで求められている事項を確実に行うための環境管理マニュアルを作成しましょう。
環境管理マニュアルに定める事項は、基本的に次のとおりとなります。

適用範囲・・・環境管理を適用する活動や事業所の範囲を明確にしておきます。

鳥取商工会議所の場合は、

1.敷地および所在地

鳥取市本町3丁目201番地に存在する建物のうち、4階に位置する鳥取商工会議所事務所、5階に位置する会議室および付帯設備のうち同所の管理する部分


2.組織および活動

鳥取商工会議所の事業活動


3.適用職員

鳥取商工会議所に所属する職員(パート、アルバイト、非常勤職員、嘱託職員を含む)のうち、鳥取商工会議所事務局内に配置された職員

・・・と決めています。

その他、「定義」、「一般要求事項」、「環境宣言」、「計画」、「実行」、「最高責任者による評価・見直し」など決めていく必要があります。

鳥取県では、環境管理システムについて知識・経験が豊富なISO14001の認証取得企業の実務経験者が、事業者の現地を訪問し、TEASの導入、維持、環境パフォーマンスの向上等についての具体的助言等を行うサポーター派遣制度を実施しています。

費用負担は一切ありませんので、ぜひご活用ください。

参考資料


会議所への入会

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