所報1月号11面瑞風講演会写真1平成29年春ごろのデビューが予定されているJR西日本の豪華寝台特急「瑞風」と「地域振興」をテーマにした講演会が12月14日(月)、鳥取市本町3丁目の鳥取商工会議所ビルで開かれました。講師を務めた同社松江支店の内山興支店長は「瑞風の走行をきっかけに地域のいいものを掘り起し、ここにしかないという日本一、世界一の情報を発信していくことが重要」と話し、「瑞風」による地域振興を提唱しました。

「瑞風」は地域との共生をキーワードに掲げるJR西日本が、歴史と文化、自然に恵まれた山陰、山陽の魅力を発信するため計画している豪華寝台特急で、1泊2日の山陽コースの上り・下り、山陰コースの上り・下りと、2泊3日の山陽・山陰周遊コースが設定されています。鳥取県内では山陰コースの上りで鳥取駅に停車するほか、周遊コースでは3日目に無人駅の東浜駅(岩美町)が停車駅に選ばれました。

車両は10両編成で、1両1室の寝台車(6両)のほか、ダイニングカー、展望車、ラウンジカーを備えた”夢の豪華寝台列車”として注目を集めています。

その製作費は、40億円といわれる16両編成の新幹線を上回る額とされています。

所報1月号11面瑞風講演会写真2講演会は、「瑞風」の停車を観光振興に結び付けようと鳥取商工会議所観光・交通部会(澤耕司部会長)が企画。観光や行政関係者など約70人が参加しました。

内山支店長は、無人駅の東浜駅を選んだ理由について「こんな素晴らしい景観があったのかと知ってもらうために選んだ。世界に誇れるところ」と最大限の評価を示し、「東浜駅には午前中停車することになるが、雨の日はどこを見てもらうかなどを考えることが地域の力になる」と述べ、地域が自慢できる見どころの発掘を指摘しました。

また、地域共生推進担当特命として「山陰いいもの探県隊」のキャプテンを務める内山支店長は、「山陰にはいいものがあり過ぎるほどある。食材も文化もめちゃめちゃ揃っている。そうした地域のいいものを発掘し、情報発信することが重要。日本が100年前に失ったものを取り返そう。瑞風をそのきっかけにしたい」と熱っぽく語りかけました。

参加者らは、学生時代にお笑いコンビを組んだこともあるという内山支店長の巧みな話術に引き込まれ、まだ見ぬ「瑞風」に思いを馳せていました。


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