20150625ほんまちクラブ 002 鳥取商工会議所主催の異業種交流広場・ほんまちクラブが6月25日(木)、鳥取市本町3丁目の鳥取商工会議所ビル大会議室で開かれ、「現代の名工」でもあるアイシン精機㈱新豊工場の山中一弘氏がプレス加工にかけた半生を振り返りながら、自己研さんによる技術改善の重要性を説きました。

20150625ほんまちクラブ 006 山中氏は昭和36年にアイシン精機の前身・新川工業㈱に入社。以来、プレス加工を中心に従事し、24歳の時に切断面をプレスで伸ばす際に発生する「バーリング割れ」の除去方法を確立して科学技術庁長官賞を受賞したのをはじめ、数々の改善によってプレス加工技術の向上に貢献したことが認められ、平成3年には「現代の名工」として労働大臣表彰、同9年には黄綬褒章をいずれも最年少で受賞(章)するなど、日本のプレス加工の第一人者として知られています。

 「改善事例に学ぶ プレス技術名工・匠への道」をテーマにした講演では、20歳代の時に出会った当時のトヨタ自動車副社長・大野耐一氏から作業の無駄を見つけるよう指導を受け、トヨタ方式による多くの改善に取り組んだことを紹介。「高精度な部品加工へのこだわりを持ち、一個一個の製品の測定をしっかり行うなど仕事には妥協しないこと」と技術者としての心構えを説き、後輩の指導に当たっては「自分が分からないことを相手に押し付けてもだめ。そのために若い時から本を読んで自分自身が勉強することが大事」とアドバイスしました。

 会場には製造担当者の姿も多くみられ、現在も先頭に立って妥協のない製品づくりに取り組んでいる山中氏の講演に耳を傾けていました。


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