7月12日(金)、鳥取商工会議所で7月例会を開催しました。講師に一般財団法人自然公園財団主任田渕直人様をお招きし、「山陰海岸ジオパークと鳥取砂丘」と題し、ご講演いただきました。

 私達には慣れ親しんでいる鳥取砂丘を含む山陰海岸ジオパークですが、一人一人がいつでもお客様にその歴史や特徴について説明できることが大切です。

 山陰海岸ジオパークは、日本国内で認定されている9つのユネスコ世界ジオパークの一つで、鳥取県東部から兵庫県、京都府まで東西一二〇㌔にわたります。日本がアジア大陸の一部だった七千万年前から現在に至るまでの地形変化の形跡を、3県にわたる美しい海岸や島の形から見ることができます。この自然の美しさを守りながら、観光、教育、産業の面で地域の活性化に役立てることがジオパーク認定の審査基準になります。

 砂丘の地層は、十万年前に噴火した三瓶山や九万年前に噴火した阿蘇山、五万五千年前に噴火した大山の火山灰が積もった層の上に、海から波によって押し戻された砂が堆積してできています。砂の美術館の砂像に使われる砂は、火山灰堆積以前の最下層の砂が使われているそうです。はるか昔の砂を素材に現代のアーティストが息を吹き込んでいるとは大変なロマンです。 砂丘は砂漠と違って雨が降るので水分が豊富で、六百種類以上の昆虫、百三十種類以上の植物が生育しています。また、雨と大地の恩恵を受けてできている鳥取の温泉は、弱アルカリ性で美容にいいことが売りとなっています。

 私達は、山陰海岸ジオパークの魅力を再認識し、地域活性化のために貴重な資源として活かしていかなければならないと思いました。


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